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日本知名企業名字趣味由來知多少?

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日本にはたくさんの會社がありますが、誰もが知っている有名企業の中には「なぜそういう會社名にしたのだろう?」と思うものもありますよね。

日本知名企業名字趣味由來知多少?

日本有非常多耳熟能詳的知名企業,其中也許有人會問“爲什麼要取這樣的企業名呢?”

その由來を知るとたくさんの人が「なるほど!」「面白い!」と思う會社名がたくさんあります。

有很多企業名稱的由來甚至會讓人驚訝道“原來如此!”“好有趣!”。

今回は、そんな面白い日本の企業名の由來について調べてみました。

這次,小編就爲大家介紹一下這些有趣的日本企業名稱由來。

【アルファベット】

【按字母表順序】

■DHC

■DHC(蝶翠詩)

化粧品やサプリメントなどの製造販売メーカーである「株式會社DHC」は、設立當初は「大學翻訳センター」という會社名で、大學の研究室向けに翻訳業務サービスを行っていました。

從事化妝品、營養品等的製造銷售廠商“株式會社DHC”,成立之初是以“大學翻譯中心”爲名的,主要面向大學研究室提供翻譯服務

その後、天然成分にこだわった基礎化粧品の製造をするようになり、「大學・翻訳・センター」の頭文字をとってDHCという會社名にしました。

後來,開始生產主打天然成分的基礎化妝品,按日語發音取“大學・翻譯・中心”的首字母改名爲DHC。

■NTTドコモ

■NTT DoCoMo

攜帯電話の無線通信サービスを提供する株式會社「NTTドコモ」は、Do Communications Over The Mobile Network(移動通信網で実現する、積極的で豊かなコミュニケーション)の頭文字「docomo」が由來となっています。

爲用戶提供移動無線通信服務的株式會社“NTTドコモ”,其名稱的由來是Do Communications Over The Mobile Network(通過移動通信網絡,實現積極而豐富的交流)的首字母“docomo”。

また、「どこでも」という意味もあり、あらゆる場所や場面でお客様に満足していただきたいという全社員の願いと決意が込められています。

另外,它也有“無處不在”的意思,表達了全體員工希望在任何地方、場合都能讓顧客滿意的願望和決心。

■TOTOとINAX

■東陶、伊奈

「TOTO」と「INAX」はどちらも衛生陶器をはじめとする住宅設備機器などの製造販売を行っていることから、會社名にまつわる面白い話があります。

“TOTO”和“INAX”都是生產、銷售以陶瓷衛浴爲主的住宅設備產品的廠商,關於企業的名稱有一個有趣的故事。

2つの會社名を続けて書いて「INAXTOTO」。そして、これを反対から読むと「OTOTXANI」となり、「OTOT X ANI」=「弟×兄」となるので、実は創業者は兄弟だったのだ・・・といわれているようですが、実際に創業者は兄弟ではなく、親戚でもありません。

兩個名稱連着寫就是“INAXTOTO”。而且,如果反過來讀的話,就會變成“OTOTXANI”,因爲“OTOT  X  ANI”=“弟弟×哥哥”,所以有人猜測兩家創始人其實是兄弟,實際上他們既不是兄弟,也不是親戚。

しかし、INAX(當時は匿名組合伊奈製陶所)はTOTOの創業者である大倉和親が支援したことにより創業されたことからこのような話が生まれたのではないかといわれています。

但是,據說INAX(當時是匿名合作社的伊奈製陶所)是在TOTO的創始人大倉和親支援下成立的,所以纔有了這樣的故事。

ちなみに「TOTO株式會社」は、創業時の社名である「東洋陶器(Toyo Toki)」の略で、「株式會社INAX(現 株式會社LIXIL)」は創業者である伊奈長三郎の苗字「INA」と、未知數を意味する「X」を組み合わせたものです。

順便說一下,“TOTO株式會社”是創立初期企業名“東洋陶器(Toyo Toki)”的縮寫,“株式會社INAX(現在的株式會社LIXIL)”是由創始人伊奈長三郎的姓氏“INA”和表示未知數的“X”組合而成的。

【あ行】

【あ行】

■アシックス

■亞瑟士(ASICS)

総合スポーツ用品メーカーである「株式會社アシックス」の會社名は、古代ローマの作家ユウェナリスが唱えた「健全なる精神は健全なる身體にこそ宿る」という言葉が由來となっています。

綜合體育用品製造商“株式會社アシックス”,其名稱來源於古羅馬作家尤維納里斯所說的“健全的精神寓於健全的身體”。

この言葉はラテン語で「Mens Sana in Corpore Sano」といいますが、「Mens(精神)」を「Anima(生命)」に置き換え、「Anima Sana in Corpore Sano」とし、その頭文字を取って「ASICS」にしたそうです。

這句格言在拉丁語中讀做“Mens Sana in Corpore Sano”,將“Mens(精神)”換成“Anima(生命)”,變爲“Anima Sana in Corpore Sano”,取其首字母則爲“ASICS”。

■アスクル

■愛速客樂(ASKUL)

事務用品を中心とするソフトバンクグループ系列の通信販売會社である「アスクル株式會社」の會社名の由來は「明日來る」で、発注すると翌日には商品が屆くことを意味しています。

以辦公用品爲中心的軟銀集團旗下的通信銷售公司“アスクル株式會社”,其名稱的由來是“明日來る”,意思是訂購後的第二天商品就會送到。

■イオン

■永旺(AEON)

流通グループ「イオングループ」を統括する「イオン株式會社」は、ラテン語の「AEON(永遠)」が由來となっています。

管理經營“永旺集團”的“イオン株式會社”,其名稱由來源自拉丁語中的“AEON(永遠)”。

お客様への貢獻を永遠の使命とし、その使命を果たすなかで永遠に発展と繁栄を続けていくとの願いが込められており、「夢のある未來」という意味もあります。

把顧客至上作爲永遠的使命,在完成使命的過程中永遠持續發展和繁榮,也意味着“有夢想的未來”。

■エドウイン(EDWIN)

■愛德恩(EDWIN)

デニム素材を中心としたファッションブランドである「株式會社エドウイン」は、「DENIM(デニム)」の「D」と「E」を逆転し、「NIM」を180度回転させ「WIN」とし、「EDWIN」となりました。

以牛仔布料爲中心的時尚品牌“株式會社エドウイン”,其名稱是將“DENIM(牛仔褲)”的“D”和“E”調換位置,再將“NIM”旋轉180度變成“WIN”,就成了“EDWIN”。

「江戸(ED)が勝つ(WIN)」が由來という説もあるそうですが、俗説で公式のものではありません。

雖然也有“江戶(ED)勝利(WIN)”的說法,但這是民間傳聞,並非官方說法。

■オリエンタルランド

■東方樂園(Oriental Land)

東京ディズニーランド・東京ディズニーシーを中心とする東京ディズニーリゾートを運営する「株式會社オリエンタルランド」は、東洋一のレジャー施設の建設を目指して設立されたため、「東洋の」という意味の英語の「oriental」を用いて「オリエンタルランド」という會社名になりました。

負責經營以東京迪士尼樂園、東京迪士尼海洋樂園爲中心的東京迪士尼度假區“株式會社オリエンタルランド”,是以建設東洋(東方、亞洲)第一娛樂設施爲目標而成立的,因此使用了意爲“東洋”的英語“oriental””作爲企業名稱。

設立當初はバラ園を新設する構想を練っていたそうですよ。

據說在成立之初就在構思新設玫瑰園。

■オリンパス

■奧林巴斯(OLYMPUS)

光學機器や電子機器メーカーである「オリンパス株式會社」は、「高千穂製作所」として創業しました。

光學器械和電子器械製造商的“オリンパス株式會社”,前身爲“高千穗製作所”。

「高千穂製作所」という會社名は、日本神話で神々が集う場所とされる宮崎県の高千穂峯が由來となっており、創業當時から體溫計や顕微鏡の商標として「オリンパス」を用いていました。オリンパスの由來はギリシャ神話で神々が住む山といわれている「オリンポス山」す。

“高千穗製作所”這一名稱來源於日本神話中衆神聚集的地方——宮崎縣的高千穗峯,早在創業初期就把“オリンパス”作爲體溫計和顯微鏡的商標而使用。オリンパス的由來是希臘神話中衆神居住的地方“奧林匹斯山”。

その後、カメラの商標にも「オリンパス」を用い、數々のシリーズが誕生したことから、昭和24年(1949年)に「オリンパス光學工業株式會社」に改稱され、平成15年(2003年)に現在の「オリンパス株式會社」に改稱されました。

此後,相機的商標也使用了“オリンパス”,從而誕生了一系列的產品,昭和24年(1949年)改名爲“オリンパス光學工業株式會社”,平成15年(2003年)改名爲現在的“オリンパス株式會社”。

【か行】

【か行】

■花王

■花王(KAO)

洗剤や化粧品など取り扱う化學メーカーである「花王株式會社」は、石鹸(せっけん)や輸入文房具を販売する會社として設立しました。

生產洗滌劑、化妝品等日化用品製造商“花王株式會社”,前身爲銷售肥皂和進口文具的企業。

明治23年(1890年)に高級化粧石鹸を発売することになり、その時「花王石鹸」という名前を付けたのが會社名の由來となっています。

明治23年(1890年)開始銷售高級化妝香皂,當時命名爲“花王香皂”,這就是企業名稱的由來。

當時、の石鹸は、洗濯用は「洗い石鹸」、化粧石鹸は「顔洗い」と呼ばれており、高級化粧石鹸に「カオ(顔)石鹸」と名付けることとなり、漢字は「香王」「華王」などの候補もある中で「花王」が選ばれました。

那個時候,洗衣服用的肥皂被稱爲“洗衣皁”,化妝用的肥皂被稱爲“洗臉皁”,高級化妝用的肥皂命名爲“カオ(顔)石鹸”,從日文發音所對應的漢字當中挑選企業名稱,像是“香王”、“華王”等,最後選擇了“花王”。

■カゴメ

■可果美(KAGOME)

飲食品や調味料などを取り扱う総合メーカーである「カゴメ株式會社」は、大正3年(1914年)に「愛知トマトソース製造」として創立し、五芒星を象ったマークを商標登録しようとしました。

生產食品、飲料和調味料等的綜合性食品製造商“カゴメ株式會社”,前身爲大正3年(1914年)成立的“愛知番茄醬製造”,並打算將五角星作爲商標註冊。

しかし、當時は五芒星が大日本帝國陸軍のマークだったため登録ができず、三角形を二つ組み合わせた六芒星のマークで商標登録しました。

但是,由於當時五角星是大日本帝國陸軍的標誌,所以無法註冊,於是用兩個三角形組合而成的六角星作爲標誌進行商標註冊。

その六芒星のマークがトマトの収穫で使う籠の目に似ていたことから「カゴメ印」と呼ばれるようになり、昭和38年(1963年)に「カゴメ」という會社名に改稱しました。

 因爲六角星的標誌與番茄收穫時使用的竹籃孔相似,所以被稱爲“カゴメ印”,昭和38年(1963年)改名爲“カゴメ”。

■カルビー

■卡樂比(CALBEE)

スナック菓子メーカーである「カルビー株式會社」は、鬆尾糧食工業株式會社として設立しました。

休閒零食生產商“カルビー株式會社”的前身是鬆尾糧食工業株式會社。

そして、昭和30年(1955年)に、當時の日本人に不足していたカルシウムの「カル」と、ビタミンB1の「ビー」を組み合わせた「カルビー」に改稱しました。

在昭和30年(1955年),把當時的日本人非常缺乏的鈣(カルシウム)的“カル”和維生素B1的“ビー”組合,改名爲“カルビー”。

■カルピス

■可爾必思(CALPIS)

現在はアサヒグループホールディングスの子會社である「カルピス株式會社」は、商品の「カルピス」が會社名になっています。

現在是作爲朝日控股集團的子公司“カルピス株式會社”,企業名稱來源於其主打飲料“カルピス”。

「カルピス」の語源は、「カル」は牛乳などに含まれるカルシウム、「ピス」は仏教用語の五味(ごみ)の中の「熟酥味(じゅくそみ)」を意味するサンスクリット語の「サルピス」からきています。

“カルピス”的語源:“カル”是指牛奶中所含的鈣(カルシウム),“ピス”是佛教用語“五味”中“熟酥味”的意思,來自梵語“サルピス”。

五味とは、牛や羊の乳を精製する過程の五段階の味のことで、次のようになっています。

五味是指精製牛羊奶的五個階段的味道,如下所示。

1:乳味(にゅうみ)・・・牛乳

1:乳味・・・牛奶

2:酪味(らくみ)・・・ヨーグルト

2:酪味・・・酸奶

3:生酥味(しょうそみ)・・・生バター

3:生酥味・・・生黃油

4:熟酥味(じゅくそみ)・・・精製バター

4:熟酥味・・・精製黃油

5:醍醐味(だいごみ)・・・チーズ

5:醍醐味・・・奶酪

仏教では、牛乳から作られる美味しいものの順番をこのように表し、最高位のものが「醍醐味」、次位のものが「熟酥味」になります。

在佛教中,用牛奶做成的美食按以上順序表示,最高級的是“醍醐味”,次位的是“熟酥味”。

サンスクリット語で「醍醐味」は「サルピルマンダ」、「熟酥味」は「サルピス」といい、本當は最高位の「サルピルマンダ」から「ピル」を取って「カルピル」とするところでしたが、言いづらいので次位の「サルピス」から「ピス」を取り「カルピス」と命名されたそうです。

梵語中“醍醐味”叫“サルピルマンダ”,“熟酥味”叫“サルピス”,據說原本是從最高級的“サルピルマンダ”中取“ピル”,命名爲“カルピル”,但因爲說起來不太順口,所以從次位的“サルピス”中取“ピス”,命名爲“カルピス”。

■キッコーマン

■龜甲萬(KIKKOMAN)

醤油を主とする調味料や加工食品を取り扱う「キッコーマン株式會社」は、千葉県香取市の香取神宮が鎮座する「亀甲山(かめがせやま)」という丘陵の呼び名が會社名の由來となっています。

生產以醬油爲主的調味料以及食品加工的“キッコーマン株式會社”,其企業名稱來源於千葉縣香取市的香取神宮鎮座的丘陵——“龜甲山”。

「亀甲」を「キッコー」と読み、「鶴は千年、亀は萬年」という言葉と組み合わせて「亀甲萬」とし、カタカナで「キッコーマン」という會社名にしました。

“龜甲”讀作“キッコー”,與“千年鶴,萬年龜”這一諺語組合成“龜甲萬”,片假名寫成“キッコーマン”。

■キヤノン

■佳能(CANON)

日本の電気機器メーカーである「キヤノン株式會社」は、観音菩薩の慈悲にあやかり世界で最高のカメラを創る夢を実現したいという願いを込め、最初の試作機に「KWANON(カンノン)」と名付けました。

日本電器製造商“キヤノン株式會社”,名稱源於希望觀音菩薩能大發慈悲,助其早日實現製作出世界上最高端相機的夢想,所以給最初的相機試驗品取名爲“KWANON(観音カンノン)”。

その後、世界で通用するブランドをと考え、「KWANON(カンノン)」と音が似ている、「正典」「標準」「規範」という意味の英語「Canon」が會社名になりました。

後來考慮到要成爲世界上通用的品牌,改爲英語的“Canon”,其發音與“KWANON(カンノン)”相似,意爲“聖典”、“標準”、“規範”。

日本語表記では「キヤノン」で、「ヤ」は大文字です。

日語的寫法是“キヤノン”,“ヤ”是大寫。

これは、全體の見た目のバランスを考え、美しく見えるようにしたためで、「ャ」の上に空白ができて穴が開いたように感じることを避けるために「ヤ」を大文字で表記しています。

這是因爲考慮到整體視覺上的平衡,使其看起來更美觀,避免“ャ”上面出現像是開了一個洞的空白,所以用大寫來表示“ヤ”。

■キユーピー

■丘比(KEWPIE)

マヨネーズなどの調味料を主力としている食品メーカーである「キユーピー株式會社」は、キューピー人形が由來となっており、「キューピー人形のように誰からも愛されるように」との願いが込められているそうです。

以沙拉醬等調味料爲主打的食品生產商“キユーピー株式會社”,其名稱來源於丘比特娃娃,寓意“希望能像丘比特娃娃一樣受到大家的喜愛”。

會社名の正式な表記は「キューピー」ではなく、「ユ」は大文字で「キユーピー」です。

企業的正式名稱不是“キューピー”,而是大寫的“ユ”,即“キユーピー”。

これは、カタカナで橫書きにした時、小文字だと「ユ」だけ凹んでしまって美しくないからというデザイン上の理由から、大文字にしたそうです。

這是因爲用片假名橫着寫的時候,如果是小寫的話,只有“ユ”會凹進去,設計上不太美觀,所以改成了大寫。

■グリコ

■格力高(GLICO)

食品メーカーである「江崎グリコ株式會社」は、創業者である江崎利一(えざきりいち)の苗字である「江崎」と、動物のエネルギー源として重要な役割を果たす栄養源の「グリコーゲン」の略である「グリコ」が組み合わされています。

食品生產商“江崎グリコ株式會社”,其企業名稱由創始人江崎利一的姓氏“江崎”,以及對於動物來說起着重要作用的能量營養來源“グリコーゲン/糖原”的縮寫“グリコ“組合而成。

お菓子の「グリコ」にはグリコーゲンが入っているそうです。

據說“グリコ”的零食裏就含有糖原。

グリコといえばゴールインマークが有名ですが、これは江崎利一が子供がかけっこをしてゴールインする姿を見て、「これだ!」とひらめいたのだそうです。

說起格力高,最有名的標誌就是“跑男”,這是江崎利一在看到孩子們跑過終點線時的樣子,突然靈光一閃道:“就是這個!”

ゴールインマークは時代に合わせて変わってきており、現在のものは7代目なのだそうです。

“跑男”標誌隨着時代的變化而變化,據說現在已經是第七代了。

また、グリコのパッケージに書かれている、一粒300メートルの意味ですが、グリコ 一粒は16 kcalあり、身長165cm、體重55kgの人が分速160mで走ると、1分間に使うエネルギーは8.21kcalになります。

另外,格力高糖果的包裝盒上寫有“一粒300米”,意思是一粒糖果有16千卡,身高165cm,體重55kg的人以每分鐘跑160m計算的話,一分鐘消耗的能量是8.21千卡。

つまりグリコ一粒で1.95 分、約300m走れることになるのだそうです。

也就是說吃一粒糖果需要跑1.95分鐘,大約300米。

■コクヨ

■國譽(KOKUYO)

文房具や事務機器などを製造販売する「コクヨ株式會社」は、「國(故郷)の譽れとなる」という想いが込められた「國譽(こくよ)」が由來となり名付けられました。

生產銷售文具和辦公用品的“コクヨ株式會社”,其由來是以寓意“成爲國家(故鄉)的榮譽”即“國譽”而得名。

【さ行】

【さ行】

■サントリー

■三得利(SUNTORY)

ビールや清涼飲料水の製造販売などを行う「サントリーホールディングス株式會社」は、創業して初めて発売したウイスキーに名付けた「サントリー」が會社名の由來となっています。

生產銷售啤酒和清涼飲料的“サントリーホールディングス株式會社”,其企業名稱的由來是創業初期首次發售的威士忌酒名“サントリー”。

創業當時に発売していた赤玉ポートワインの赤玉を太陽にみたてて「sun(太陽)」とし、創業者の鳥井信次郎の苗字「とりい」を組み合わせて「サントリー」と名付けられました。

把創業初期發售的赤玉波爾圖紅酒中,代表“赤玉“的紅日“sun(太陽)”以及創始人鳥井信次郎的姓氏“とりい”組合起來,命名爲“サントリー”。

■資生堂

■資生堂(SHISEIDO)

化粧品の製造販売などを行う「株式會社資生堂」は、中國の古典「易経(えききょう)」の一節が由來となっています。

從事化妝品製造銷售的“株式會社資生堂”,其名稱來源於中國古典著作《易經》中的一節。

その一節とは「至哉坤元(いたれるかなこんげん) 萬物資生(ばんぶつとりてしょうず)」で、現代日本語にすると「大地の徳はなんと素晴らしいものであろうか。全てのものはここから生まれる」となります。

這一節就是“至哉坤元,萬物資生”,意爲“讚美大地的美德,萬物皆由大地創造而生。”

■シャープ

■夏普(SHARP)

大阪府堺市に拠點を置く、臺灣の鴻海精密工業の傘下の電機メーカーである「SHARP」は、大正4年(1915年)に「エバー・レディ・シャープ・ペンシル」という金屬製繰出鉛筆の商品を発明し、アメリカに輸出して大ヒットしました。

位於大阪府堺市的臺灣鴻海精密工業旗下的電器製造商“SHARP”於大正4年(1915年)發明了一種名爲“Ever-ready Sharp Pencil”的活芯自動鉛筆,並出口到美國且大受歡迎。

この大ヒット商品の名前を會社名にしました。

於是以這個熱門商品的名字定爲企業名“SHARP”。

■スタジオジブリ

■吉卜力工作室(STUDIO GHIBLI)

アニメ製作會社である「株式會社スタジオジブリ」の「ジブリ」は、イタリア語でサハラ砂漠に吹く熱風を意味する「ghibli」が由來となっています。

動畫製作公司“株式會社スタジオジブリ”的“ジブリ”,其由來是意大利語“ghibli“,意思是吹向撒哈拉沙漠的熱風。

■ソニー

■索尼(SONY)

映畫や音楽、ゲームのハードウェアなどを取り扱う「ソニー株式會社」は、「SONIC(音)」の語源となったラテン語の「SONUS」と、男児や坊やを意味する「SONNY」が由來となっています。

從事電影、音樂、遊戲硬件等的“ソニー株式會社”,其企業名稱來源於“SONIC(聲音)”的語源——拉丁語“SONUS”以及意爲可愛的小傢伙的“SONNY”。

また、どこの國でもだいたい同じように読めて発音できることが大事ということで「SONY」となったそうです。

但爲了任何一個國家都能以同樣的發音讀出來,這點尤其重要,所以就變成了“SONY”。

【た行】

【た行】

■第三銀行、十六銀行、八十二銀行など

■第三銀行、十六銀行、八十二銀行等

日本の地方銀行には、漢數字が名前に含まれているところが複數あります。

日本的地方銀行名稱裏有很多漢字和數字。

例えば

例如

三重県鬆阪市の「第三銀行」

三重縣鬆阪市的“第三銀行”

新潟県新潟市の「第四銀行」

新瀉縣新瀉市的“第四銀行”

岐阜県岐阜市の「十六銀行」

岐阜縣岐阜市的“十六銀行”

長崎県長崎市の「十八銀行」

長崎縣長崎市的“十八銀行”

長野県長野市の「八十二銀行」

長野縣長野市的“八十二銀行”

香川県高鬆市の「百十四銀行」

香川縣高鬆市的“百十四銀行”

(順便一提這些銀行在世界各地都有分行,中國也有)

などなど、日本各地にありますが、これらの銀行のルーツは全國に153あった「國立銀行」です。

日本各地都有這樣的銀行,不過,這些銀行的起源是因爲日本全國有153家“國立銀行”。

「國立銀行」といっても「國法によって立てられた銀行」という意味で、法律に基づいて設立された民間の會社です。

“國立銀行”意爲“根據國法建立的銀行”,是根據法律成立的民間企業。

設立が許可された順番で銀行名がつけられた名殘なんですね。

而根據獲批的順序來命名銀行的名稱已經成爲了習慣。

■ダイハツ

■大發(DAIHATSU)

自動車メーカーである「ダイハツ工業株式會社」は、明治40年(1907年)に大阪で「発動機製造株式會社」という會社名で創立されました。

汽車製造商“ダイハツ工業株式會社”,前身爲明治40年(1907年)在大阪成立的“発動機製造株式會社”。

この頃、東京にも「発動機製造」という會社があり、區別するために「東京の発動機製造=トーハツ」「大阪の発動機製造=ダイハツ」と呼ばれるようになったそうです。

據說當時東京也有一家名爲“發動機製造”的企業,爲了區別“東京的發動機製造=トーハツ”,於是命名成“大阪的發動機製造=ダイハツ”。

そして、昭和26年(1951年)に「ダイハツ工業株式會社」に改稱しました。

於昭和26年(1951年)改名爲“ダイハツ工業株式會社”。

【な行】

【な行】

■日清食品

■日清食品(NISSIN)

インスタントラーメンを中心とした食品加工會社である「日清食品株式會社」は、創業者である安藤百福(あんどうももふく)の「日々清らかに豊かな味をつくる」という願いを込め名付けたそうです。

以方便麪爲主打產品的食品加工企業“日清食品株式會社”,源自創始人安藤百福“日々清らかに豊かな味をつくる(每天都能做出清爽、豐富的味道)”的宗旨而命名的。

■任天堂

■任天堂(NINTENDO)

玩具やゲームなどの開発、製造、販売を行う「任天堂株式會社」は、花札の製造會社として創立し、公式には「人事を盡くして天命を待つ」が會社名の由來としていますが、三代目社長は「花札が博打に使われていたことから、『運を天に任せる』というのが本當の由來ではないか」と語っています。

從事玩具、遊戲等開發、製造、銷售的“任天堂株式會社”最初是以生產花札紙牌成立的,而“任天堂”這個名稱,比較官方的說法是來源於一句古話“謀事在人,成事在天”,而第三代社長則認爲“花札用於賭博,所以‘聽天由命’,這可能纔是真正的由來吧”。

【は行】

【は行】

■パナソニック

■松下電器(PanaSonic)

電機メーカーである「パナソニック株式會社」の會社名は、昭和30年(1955年)に輸出された高性能スピーカーに使われた「PanaSonic」というロゴが由來となっています。

電器製造商“パナソニック株式會社”的名稱來源於昭和30年(1955年)出口的高性能揚聲器上使用的標誌“PanaSonic”。

ギリシャ語で「全ての」という意味の「PAN」と、英語で「音」という意味の「SONIC」を組み合わせた造語です。

由希臘語中意爲“全部”的“PAN”,以及在英語中意爲“聲音”的“SONIC”組合而成。

創業者である松下幸之助は大正7年(1918年)に松下電気器具製作所を設立し、昭和2年(1927年)に自転車用角型ランプを販売します。

創始人松下幸之助於大正7年(1918年)成立松下電器製作所,昭和2年(1927年)開始銷售角型自行車燈。

この自転車用角型ランプの商品名が「ナショナル」で、「國民の必需品になってほしい」という願いが込められています。

這個角型自行車燈的商標是“National”,寓意“希望成爲國民的必需品”。

昭和41年(1966年)、國內向けの製品には「NATIONAL」というロゴを、海外向けの製品には「PANASONIC」というロゴが付けらました。

昭和41年(1966年),在面向國內的產品上標註“NATIONAL”的商標,面向海外的產品則標註“PANASONIC”的商標。

そして、平成20年(2008年)に全世界で「Panasonic」に統一し、會社名も「パナソニック株式會社」に改稱しました。

而在平成20年(2008年)開始全世界範圍內統一商標爲“Panasonic”,企業名稱也改爲“パナソニック株式會社”。

■バンダイナムコ

■萬代南夢宮(BANDAI NAMCO)

エンターテインメント企業グループであるバンダイナムコグループを統括する「株式會社バンダイナムコホールディングス」は、平成17年(2005年)に「株式會社バンダイ」と「株式會社ナムコ」が経営統合した會社です。

日本娛樂產業集團——萬代南夢宮集團的全稱爲“株式會社バンダイナムコホールディングス”,於平成17年(2005年)由“株式會社バンダイ”和“株式會社ナムコ”合併而成。

「バンダイ」は、「萬代不易(ばんだいふえき・永遠に変わらないことを意味する)」という言葉が由來となっています。

“バンダイ”一詞的由來是“萬代不易(意味着永遠不變)”。

「ナムコ」は、「Nakamura(創業者、中村雅哉の苗字) Amusement Machine Manufacturing Company」の頭文字です。

“ナムコ”是“Nakamura(創始人中村雅哉的姓氏)Amusement Machine Manufacturing Company”的首字母。

■ビックカメラ

■Bic Camera

家電量販店を経営する「株式會社ビックカメラ」の「ビック」は、英語の「Big(大きい)」ではなく「Bic」です。

主營家電專賣店的“株式會社ビックカメラ”的“ビック”不是英語的“Big(大)”而是“Bic”。

「Bic」はバリ島の俗語で、「Big(大きい)」という意味のほか「ただ大きいだけではなく中身を伴った大きさ」という意味があります。

“Bic”是巴厘島的俗語,除了“Big(大)”的意思外,還有“不僅僅是大,內容也很豐富”的意思。

「ビックカメラ」という會社名には、「限りなく大きく、限りなく重く、限りなく広く、限りなく純粋に。ただの大きな石ではなく、小さくても光輝くダイヤモンドのような企業になりたい」という願いが込められています。

“Bic Camera”這個名稱意味着“無限大、無限量、無限寬廣、無限純粹。不只是一塊大石頭,而是希望企業能成爲一顆即使很小也能發光的鑽石”。

■ブラザー

■兄弟(BROTHER)

プリンターやミシンなどを製造する電機メーカーである「ブラザー工業株式會社」は、創業者である安井正義が「安井ミシン商會」を継いだ際、兄弟で力を合わせて盛り立てて行こうと誓い「安井ミシン兄弟商會」と改稱しました。

生產打印機、縫紉機等的電器製造商“ブラザー工業株式會社”,其創始人安井正義在繼承“安井縫紉機商會”時,立志要與兄弟們齊心協力共同繁榮,將其改名爲“安井縫紉機兄弟商會”。

その後、ミシンを製造販売することになった際に第一號機を「ブラザー(兄弟という意味の英語)」という商品名にしたことから、ブラザーという名前が日本全國で有名になったことから、會社名を「ブラザー工業」と改稱しました。

後來在決定生產銷售縫紉機時,把第一臺縫紉機正式命名爲“ブラザー”(brother,英語中兄弟的意思),ブラザー這個商標也在日本全國變得十分有名,由此改名爲“ブラザー工業”。

■ブリヂストン

■普利司通(BRIDGESTONE)

日本のタイヤメーカーである「ブリヂストン株式會社」は、創業者である石橋正二郎の苗字「石橋」が會社名の由來となっています。

日本輪胎製造商ブリヂストン株式會社”,其企業名稱來源於創始人石橋正二郎的姓氏“石橋”。

「石=ストーン」「橋=ブリッジ」で「ストーンブリッジ」とするところを、語呂が悪いので逆さまにして「ブリッジストン=ブリジストン」にしたそうです。

翻譯成英語“石=stone”“橋=bridge”即”Stone Bridge“,但讀起來太拗口了,於是把它倒過來,變成了“ブリッジストン(Bridge Stone)=ブリジストン”。

正式には「ブリヂストン」で、「ジ」ではなく「ヂ」となっていますが、會社名を作った當時、「bridge(橋)」のカタカナ表記が「ブリッヂ」だったためです。

正式的名稱是“ブリヂストン”,不是“ジ”而是“ヂ”,因爲在命名的時候,“bridge(橋)”的片假名寫法是“ブリッヂ”。

【ま行】

【ま行】

■モスバーガー

■摩斯漢堡(MOS BURGER)

株式會社モスフードサービスが展開するハンバーガーチェーンの「モスバーガー」は、日本発祥のハンバーガーチェーンです。

“株式會社モスフードサービス”運營的漢堡連鎖店“モスバーガー”是日本本土的漢堡連鎖店。

モスバーガーの「MOS(モス)」は、「Mountain(山)」「Ocean(海)」「Sun(太陽)」の頭文字で、「山のように気高く堂々と、海のように深く広い心で、太陽のように燃え盡きることのない情熱を持って」という意味があります。

摩斯漢堡的“MOS(摩斯)”是“Mountain(山)”“Ocean(海)”“Sun(太陽)”的首字母,意思是“像高山一樣氣勢雄偉,像海一樣心胸寬闊,擁有像太陽一般燒不盡的熱情。“

【や行】

【や行】

■ヤクルト

■養樂多(YAKULT)

飲料や食品、化粧品、醫薬品メーカーである「株式會社ヤクルト本社」は、主力商品である乳酸菌飲料の「ヤクルト」が會社名の由來となっています。

從事飲料、食品、化妝品、醫藥品製造商“株式會社ヤクルト本社”,其企業名稱來源於其主打產品——乳酸菌飲料“ヤクルト”。

創業者である代田稔(しろたみのる)が「この乳酸菌がいつの日か世界の人々のもとへ広がって行って欲しい」という願いを込めて、國際共通語であるエスペラント語の「jahurto(ヤフルト・ヨーグルトのこと)」という言葉を言いやすいように変えたのが「ヤクルト」です。

創始人代田稔“希望有一天這個乳酸菌能陪伴在全世界人們的身邊,讓更多人能健康美好地生活”,於是將國際通用語——世界語中“jahurto(酸奶)”一詞改成了比較容易讀的“ヤフルト”。

■ユニクロ/GU

■優衣庫/極優

衣料品の製造販売を行う「株式會社ユニクロ」は、「Unique Clothing Warehouse(ユニークな服の倉庫)」の略が會社名の由來です。

從事服裝製造銷售的“株式會社ユニクロ”,其企業名稱的由來是“Unique Clothing Warehouse(獨一無二的服裝倉儲)”的縮寫。

同様に衣料品の製造販売を行う「株式會社ジーユー」は、「もっと自由に着よう」というコンセプトの「自由」をアルファベットで「GU」と表現したのが會社名の由來です。

同樣從事服裝製造銷售的“株式會社ジーユー”,其企業名稱的由來是將“讓時尚更自由”這一品牌理念中的“自由”用字母“GU”來表示。

ユニクロとジーユーは共に株式會社ファーストリテイリングの傘下企業です。

UNIQLO和GU都是日本迅銷集團旗下的企業。

【や行】

【や行】

■楽天

■樂天(RAKUTEN)

インターネットサービスを展開するIT企業である「楽天株式會社」は、織田信長が行った経済政策の「楽市楽座」の「楽」と、明るく前向きな「楽天的」の「天」を組み合わせたものが會社名の由來です。

開展互聯網服務的IT企業“楽天株式會社”,其名稱的由來是由織田信長實施的經濟政策“樂市樂座”的“樂”和樂觀向上“樂天派”的“天”組合而成的。

■ライオン

■獅王(LION)

洗剤やせっけん、衣料品、ペット用品などを取り扱う生活用品メーカーである「ライオン株式會社」は、明治24年(1891年)に小林富次郎商店として創業し、昭和55年(1980年)に「ライオン株式會社」に改稱しました。

主要生產洗滌劑、肥皂、服裝、寵物用品等的日用品製造商“ライオン株式會社”,前身爲明治24年(1891年)成立的“小林富次郎商店”,昭和55年(1980年)更名爲“ライオン株式會社”。

明治29年(1896年)に歯磨き粉を発売する際に「ライオンの牙は丈夫だから歯磨き粉のイメージにぴったりだ」ということで、商品名を「獅子印ライオン歯磨」としたのが、會社名の由來です。

明治29年(1896年)潔齒粉上市時,因爲“獅子的牙齒很結實,非常符合潔齒粉的形象”,所以商品名定爲“獅子印ライオン歯磨”,這就是該企業名稱的由來。

面白い企業名の由來をいくつかご紹介しましたが、みなさんが知っているものはありましたか?

介紹了這麼多有趣的日本企業名的由來,大家都瞭解了嗎?

會社名はその名前と一緒に成長していきたいと願っている人々の思いから名付けられていると思います。

企業的名稱是根據那些希望和這個名字一起成長的人們的想法而命名的。

會社名の由來を知ることで、その會社の歴史や想いを知るきっかけになるかもしれませんね。

通過了解企業名稱的由來,或許能成爲了解這家企業的歷史和理念的契機。

本翻譯爲滬江日語原創,禁止轉載。