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【那位人氣聲優朗讀的名著】 杉田智和×人間失格(2/3)

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padding-bottom: 148.84%;">【那位人氣聲優朗讀的名著】 杉田智和×人間失格(2/3)



* 故郷
* 幽か
* うなずく
* 腑抜ける
* おそろしい
* 張合


書寫方式參考:【聽寫規範】日語聽寫酷聽寫規範(2013年5月版)


あらすじ

物心がついたときから自分以外の人間に恐怖し、他人の望むように振る舞う、他人本位な主人公、大庭葉蔵。成長して上京した彼は、友人の畫學生堀木に教えられた左翼(さよく)思想と淫売婦に溺れていく。銀座の女給と心中を図ったものの、自分だけが助かった葉蔵は、やがてたばこ屋の娘ヨシ子と內縁関係になる。しかし、ヨシ子の浮気現場を見たのをきっかけに麻薬中毒に陥り、ついには友人たちによって脳病院に入れられてしまう。家族からも見放され、廃人同様の自分に自ら人間失格の烙印(らくいん)を押すのだった。

解説

タイトルのインパクトが強烈。自由であるがゆえに不安もある現代の若いものにとっても、この四文字で表される絶望感は心に屆くものがあるだろう。禪、儒教(じゅきょう)、武士道のように自分で自分を作る精神的財産が継承されなくなってしまった昨今(さっこん)、アイデンティティは他人の目を意識したものとなりがちだ。主人公に武士道の精神があったなら「人間失格」とは思わないだろう。主人公は太宰そのものではないが、かなり太宰的なキャラクターが入っている。そういう意味では、命がけの文學と言える。

故郷の山河が眼前に見えるような気がしてきて、自分は幽かにうなずきました。
まさに癈人。
父が死んだことを知ってから、自分はいよいよ腑抜けたようになりました。父が、もういない、自分の胸中から一刻も離れなかったあの懐しくおそろしい存在が、もういない、自分の苦悩の壺がからっぽになったような気がしました。自分の苦悩の壺がやけに重かったのも、あの父のせいだったのではなかろうかとさえ思われました。まるで、張合が抜けました。苦悩する能力をさえ失いました。

燁伊 譯
故鄉的山水浮現在眼前,於是我輕輕點頭。
我完全成了一個廢人。
父親的死訊,讓我越發窩囊。父親已然不在。那份曾佔據我心,眷戀般的恐懼已然消逝,我的心變得空空蕩蕩。這甚至讓我懷疑,那盛載苦惱的器皿曾經之所以那麼沉重,是因爲父親的緣故。父親走後,我頓時泄氣,連苦惱的能力也隨之失去了。

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